【レシピ】自家製ローストビーフで迎えるクリスマス☆スパイスをプラスして、お買い得ビーフをごちそうに!
こんにちはMieです。
いよいよ、明日はクリスマス・イブですね!
普段、ベトナム・ホーチミンで暮らしている私ですが、クリスマスホリデーを日本で過ごす為に現在家族で帰国中です。
日中の平均気温が30度の日々でしたので、ここ数日の日本の気候に家族で震え上がっています(笑)
とは言え、日本のクリスマスの雰囲気は、光の海と化す東南アジアの大胆なイルミネーションとは違い何とも幻想的で、街のちょっとしたクリスマスの飾り付けにも都会的なデザイン性を感じて・・・うっとり♪
ちょっとした移動も何だか楽しく、冷たい冬の空気が去年よりもちょっぴり好きになりました。
日本のいいところを再認識して楽しい滞在となっていますが、クリスマスはやっぱりお家でパーティーが定番の我が家です。
さて、何を作ろうと考えた時、真っ先に思い立ったのは「ローストビーフ」!
ベトナムのビーフは、お世辞にも美味しいとは言えないのが悲しいところ。
食肉用の飼育が特にされていない様で、脂がのっていない筋張ったものばかり…
子どもが3人いると、予算上国産のブランドビーフとはいかないのですが(笑)
それでも、国産・輸入含めて美味しい牛肉が流通している日本です。
更にスパイス力を借りて、安いビーフを極上ローストビーフに変身させちゃいましょう♪♪
【ローストビーフ】
■材料
- 牛ロース肉(かたまり:700g)
- 玉ねぎ(中):2個
- にんにく:2欠
- 塩:適量
- 赤ワイン:100cc
- はちみつ:小さじ1
- 醤油:大さじ3
- バター:20g
- サラダオイル:大さじ2
■スパイス
- ブラックペッパー(ホール):小さじ1/2
- シナモン(ホール):4~5センチ大1片
■作り方
- 肉を下ごしらえします。
脂や筋の多い部分に軽く切れ込みを入れてから、肉をタコ糸で縛り、全体に軽く塩を振って置いておきます。 - 玉ねぎとにんにくを薄くスライスにし、オーブンペーパーを敷いた天板全体に敷くようにして乗せて置きます。
- フライパンにサラダオイルを入れ、弱火にかけます。温まってきたら、ブラックペッパーとシナモンを入れ焦がさない様に炒め、香りが立ってきたら火を強火にし、肉を入れて焼きます。全部の面に焼き目が付くように、返しながら焼くのがポイントです。
- 3の肉全体に焼き目がついたら、2の天板に乗せ、スパイスを残し油だけを肉の上からまわしかけ、220℃に温めたオーブンで20~25分焼きます。焼きあがったら、金串等を指してみて焼き上がりをチェック。取り出した串が生温かかったら火が通っている目安です。
- 4の肉をアルミホイルで包み、30分程休ませておきます。
- 3で肉を焼いたフライパンのスパイスを取り除いた後、4で肉の下に敷いてあった玉ねぎ・赤ワイン・はちみつを入れ火にかけます。しばらく煮立たせアルコールを飛ばしたら、醤油とバターを入れ、火を止めます。
- 5の肉をスライスし、6のソースをかけて完成!
失敗しないローストビーフ作りのポイントは、肉を常温に戻す事。冷たいままの肉を使うと、中まで上手く火が通りません。
焼きあがった後、ホイルで包みしばらく肉を休ませる事も大切です。肉汁を閉じ込め、また予熱調理にもなるので、肉をしっとりと仕上げる事ができます。
ローストビーフはクリスマスにぴったりのごちそうメニューですが、スパイスの香りを移した油でお肉を焼く事で、肉特有の臭みが消え、更に深みのある香りをプラスする事ができ、ローストビーフがクリスマスの定番という方にも、またひと味違った味わいを楽しんで頂けます。
今回使用したブラックペッパーは香りのみですので、お子様や辛いものが苦手な方にも安心です。
また、お菓子作りの風味付けとして人気のシナモンですが、実は肉料理にも最適!
赤ワインや醤油など、コクのある調味料との相性も抜群です。
肉料理に欠かせない『ブラックペッパー』と、ヨーロッパのクリスマスに欠かせない『シナモン』を併せたその香りは、お家で作るローストビーフの仕上がりを格段にアップさせてくれるうえ、クリスマスの雰囲気をプラスできますよ♪
後は、付け合せにサラダやきのこや野菜のソテーなどを添えて・・・
写真では、パプリカのマリネ・芽キャベツのガーリックソテー・プチトマトとコーンのサラダを合わせてみました。
作った付け合せは大皿に盛り、お肉を盛りつけたお皿に各自で乗せて頂くのが我が家流です。
一皿に盛る事で、賑やかな印象になるので、おすすめですよ!
ぜひ、お試し下さい。