[インドの薄焼きパン] チャパティの作り方
インドなどで主食とされる薄焼きパンのチャパティは、現地の家庭ではナンよりも多く食卓に上る、ポピュラーな食べ物なんですよ。
インド産の全粒粉を細かく挽いた「アタ粉」を使うのが特徴で、最後は直火であぶって香ばしく、ふんわりと焼き上げます。
スパイシーなカレーとの相性が抜群!発酵を必要とせず、フライパンで簡単に焼けるので、カレーのお供にぜひどうぞ!
■材料(2人分)※中サイズ8枚ほど
- アタ粉 200g
- サラダ油 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
- 水 160〜200cc
■作り方
- 水は数回に分けて入れる
- 1:
ボウルにアタ粉と塩を入れたらサラダ油、水を入れ混ぜます。水は数回に分けて入れ全て使いきる必要はありません。 - 体重を掛けてしっかりこねる
- 2:
形がまとまったらまな板や台の上に移動し、体重を掛けてこねましょう。最初は粉っぽいですが、次第に生地の表面がなめらかになってきます。耳たぶぐらいの硬さになったら、100gずつ2つに分けて冷蔵庫で20〜30分寝かせます。※そのまま焼きに入っても構いませんが少し寝かせると、より滑らかな生地に仕上がります。
- 4等分に切り分ける
- 3:
生地を寝かせた後、目分量で構いませんので100gの生地を写真のように4等分し丸めておきます。 - 打ち粉は生地の方にたっぷりつける!
- 4:
丸めた生地にたっぷり打ち粉をまぶし、同じくまな板と伸ばし棒にも打ち粉をし、生地を伸ばしましょう。熱すると膨らみますので出来るだけ薄めに伸ばします。 - 最初は手で出来るだけ伸ばす。
- 5:
薄く伸ばすポイントは、初めに出来るだけ手を使って伸ばしておくこと。その後、伸ばし棒を使って伸ばします。伸ばし棒は力を掛けないようにして下さい。生地の上をコロコロ滑らす感じでやさしく伸ばしましょう。 - 仕上げは伸ばし棒で薄く薄く伸ばしましょう
- 6:
厚みのあるチャパティはナンのようにちぎりながら、薄いチャパティにすれば色々な具材を巻いて食べたりする事が可能です。食感にも大きな差がありますので、お好みで厚さを調整してください。 - 火加減は中火〜強火で一気に焼き上げる!
- 7:
伸ばした生地をフライパンで焼いて行きましょう。焼き方は空焼きで両面一度ずつです。この際、中火〜強火で一気に焼くのがポイント。両面が上手く焼けたらフライパンをどかし直火に掛けます。焦げ目が良い感じについたらお手製チャパティの完成です。
■ここがポイント!
打ち粉は丸めた生地にたっぷりつけるのがポイント!何回もやり直すと生地がダレてきますので伸ばし棒を使い、思い切って一回で広く薄く伸ばしましょう。
アタ粉自体に素朴な小麦の風味がありますが、お好みでバターを練り込んでもおいしいですよ!