【レシピ】ハーブの香り際立つ!しっとり柔らか鶏肉のコンフィ
こんにちは!スタッフ izumi です。私は毎年、秋に催される「自由が丘女神まつり」というイベントを心待ちにしています。街中にフランス料理やアジア料理の屋台が出て、グラスワインもお手頃価格でいただけちゃいます♪どこからかジャズやシャンソンの音も風に乗って流れてきて……。とっても気持ちが良いひとときが過ごせますよ。
明るく自由な雰囲気で大好きなこのイベントの中でも、私が最も楽しみにしているもの。それはワンコイン(去年までは500円でした)で売られている、骨付き鶏モモ肉のコンフィ!!これは低温の油で、旨みの詰まった鶏肉にじっくりと火を通すフランス料理です。決して油っこくなく、しっとり。ホロホロっと肉が骨から外れていく柔らかさ。ガーリックやハーブの香りも鼻から抜けて、ついついワインのおかわりも頼みたくなってきます。
本当はもっと頻繁に食べたいお気に入りの料理なのですが、自宅でコンフィを作るとなると大変だろうなぁ……と半ばあきらめていました。
しかし、先日なんと「炊飯器を使うとコンフィは作れるよ」と友人が教えてくれたのです!なんでも保温機能を使えば、徐々に鶏肉が中まで加熱されていくというのです。なんて画期的でしょう!さっそく作ってみました。
- 鶏モモ肉に少し多めの塩・胡椒を振って、スライスしたニンニクと、あればオレガノ、ローズマリー、タイムもすりこみます。これをビニール袋に入れて、一晩冷蔵庫で寝かせます。
- 寝かせた鶏肉をジッパー付きの袋に入れて、上からひたひたになるくらいのオリーブオイルを注ぎます。空気が入らないように、ジッパーをしっかり閉じて下さい。心配ならば、袋を二重にすると良いですよ。
- いよいよ炊飯器の登場です。炊飯釜に約70℃のお湯を入れ、鶏肉が入った袋を入れます。お湯がこぼれたり、袋がはみ出たりしないようにして下さいね。そして保温モードで約5時間放置しておくだけ!
- 中まで火が通ったら炊飯器から取り出します。荒熱が取れたら、冷蔵庫で寝かせて下さい(すぐにも食べられますが、できれば2晩以上。その方が味が馴染み、しっとりとした食感にもなります)。
- 食べるときには袋からオイルごとフライパンに出して温めてから、いただきまーす☆
※袋の中のオイルは、ハーブやチキンの旨味が染み出ているので、捨てては勿体ない!この油で揚げ焼きして、ほんの少し醤油をたらしたジャガイモは、とっても美味しかったです。付け合わせにもぴったりですよ♪
時間はかかりますが、手間は全然かかりません。「あれっ?コンフィってこんなに簡単なんだ」と拍子ぬけするほど。
忙しい日こそ、ちょっと凝った料理を食べてリフレッシュしたり、パワーを付けたりしたいものですよね。加熱済みのコンフィが冷蔵庫にストックされていると、そんな日の夕飯にもきっと役立ちます。特別感漂う(実はお手軽クッキングではありますが)、風味豊かなコンフィで、ぜひフランス風の食卓を演出してみて下さい♪
■■ 今回使ったスパイス・ハーブはこちら ■■
→ オレガノ
→ ローズマリー
→ タイム
→ ホワイトペッパー