和食にもスパイスを!
2010年4月6日 カテゴリ:スパイスラック・オリジナルレシピ タグ:
こんにちは!Mieです。
スパイス=カレーのイメージがまだまだ強い日本のスパイス事情ですが、
世界中の国々で様々な方法で使われているスパイス達。
日本でも、ネギやショウガ、青ジソなど、薬味として使われる香味野菜、これも立派な和のハーブ&スパイス。
それに、山椒なども。
七味は、Mixスパイスといったところでしょうか。
和食でも、臭み消しや香り付けに和のスパイスを使うのだから、
他のスパイスでも、合うものがあるかも・・・
それで、考えたレシピです♪
豚肉と大根の土手煮
(4人分)
■食材
豚肩ロース肉:400g
大根:1/2本
こんにゃく:1枚(250~270g)
赤味噌:150g
ハチミツ:大さじ3
砂糖:大さじ2
酒:1/2カップ
だし:4カップ
塩:少々
ごま油:小さじ1と1/2
白ゴマ:適量
■スパイス
ジンジャー(パウダー):小さじ1
五香粉:小さじ1
■作り方
- 大根は皮をむき、乱切りに、こんにゃくは一口大にスプーンでちぎり、ひとつまみの塩(分量外)で揉みます。
豚肉は、食べやすい大きさに切ってビニール袋に入れ、塩少々と五香粉をまぶし、少し揉んで馴染ませます。 - 大根を下茹でします。
鍋に大根と、ひたひたになるくらいの水を入れて、茹でます。
沸騰してきたら、こんにゃくを入れ、大根に串がさっと刺さるくらいの柔らかさになったら、ザルに上げます。 - 味噌ダレを作ります。
ボールに赤味噌、ジンジャー、ハチミツ、砂糖、酒を入れ、滑らかになるまで泡だて器でよく混ぜ合わせます。 - 鍋に、ごま油を引き、豚肉を弱火で炒めます。
- 豚肉の表面に火が通ったら、だしと下茹でした大根とこんにゃくを入れます。
- 沸騰してきたら、3の味噌ダレを入れ、落し蓋をし、10~15分煮ます。
- 煮汁が半分くらいになったら、火を止めます。
器に盛り、白ゴマをまぶして完成。
五香粉に使われているスパイスの中身は、シナモン、クローブ、スターアニス、サンショウ、陳皮の5種類。
基本的にお肉料理に合うスパイスが入っていますので、少量入れることで豚肉の臭みを消してくれます。
しかも、しょう油や味噌といった発酵調味料の旨味を引き立ててくれるので、量さえ気をつければ、和食にも使えてしまうのです!
少しの五香粉で、いつもの味噌煮が、なんとも香り豊かに。。。
またハチミツを使う事で、みりんを使わなくても優しい甘みとコクが出ますし、照り出しになります。豚肉を柔らかく仕上げてくれる効果も。
ワンポイントとして、大根を下茹でする時に米のとぎ汁を使うと、より早く柔らかくなり、よく味が染み込みます!
私のおばあちゃんの知恵袋(^^)
煮込みは、冷える時に味が染み込むので、少し時間を置いた方がより味が馴染んで美味しくいただけます。
私はよく、多めに作って、次の日にも食べます。
飴色になった大根がたまらなく美味しいのです♪
おためしくださいね~。
スパイス・ハーブの専門店 スパイスラック/SPICELUCK
https://www.spiceluck.jp/