ソチ五輪開幕! ロシアでのスパイスやハーブの使われ方とは?
こんにちは! スタッフ izumi です。
先週から、周囲では冬季オリンピックの話題で盛り上がっています。私も夜はハーフパイプやノルディック複合のテレビ中継から目が離せず、毎日寝不足気味です。そうそう、なぜか我が家のテレビ台には昔からマトリョーシカか飾られていまして、余計にオリンピックムードが高まっています。
さて、そんな今回の冬季五輪の開催国といえば、もちろんロシアですよね。オリンピックが開かれるたびに、
「その国の服装や食べ物は一体どんな感じだろう?」
と興味がムクムク湧いてきます。
そこで今年も、早速ロシアの食文化を調べてみることにしました。そうしたら、なんとロシアの人々はスパイスやハーブ使いの名人だったのです!
「料理にはハーブ、お菓子にはスパイス」
そんな印象を受けました。
まず、料理。基本的にロシア料理は塩・コショウ・酢の味付けが多いそうです。あまり手を加えないシンプルさに、豊かな森の恵みであるハーブが加わっていきます。ディルをはじめ、ローレルやパセリ、タラゴンなど、色々な香草を楽しんでいるようですよ。
例えば、自家菜園で取れた野菜をピクルスにして、タラゴンで風味付けを。
あるいはローレルを使って、ボルシチやビーフストロガノフをコトコト煮込む。
ピロシキの中身にはパセリやディルを加えて、香り豊かに仕上げたり。
うーん、想像しただけでお腹が空いてきちゃいます。
一方、お菓子はというと、蜂蜜入りの焼き菓子「プリャーニク」が有名です。「プリャーニク」というネーミングは、スパイスが利いて香ばしいという意味の言葉「プリャーニィ」から来ているのだとか。その名の通りジンジャー、アニス、ナツメグ、クローブ、シナモンといった多くのスパイスを生地に混ぜて作るのだそうです。
極寒の中で熱いお茶をすすりつつ頬張ったら、さぞかし美味しいだろうなあ……。
こんな風に、遠く離れた地域や国の料理を調べるのは、なかなか面白いものです。
現地の気候や人々の息づかいまでもが目に浮かぶような気がします。
オリンピックが未知なる食文化を知るキッカケになるのも、また良いものだなぁと思ったりもしました。
まだまだソチオリンピックは続きます。残りの日々も、選手の皆さんがハラショー!な成果を出せるよう、心から応援しています!!
■■ 今回登場したスパイス・ハーブは、こちらからお買い求めいただけます
→ ディルウィード(ホール)
→ ローレル(ホール)
→ パセリ(カット)
→ タラゴン(カット)
→ ジンジャー(パウダー)
→ アニス(パウダー)
→ ナツメグ(パウダー)
→ クローブ(パウダー)
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