暑い夏に、カレーが食べたくなるのはなぜ?
2013年6月5日 カテゴリ:スパイス豆知識 タグ:
こんにちは!Mieです
梅雨到来。となると、いよいよ夏の足音も聞こえてきそうですね
夏と言えば、なぜかカレーが食べたくなる!という方、多いのではないでしょうか??
あつーい夏に、汗を流しながら食べるカレーは、格段に美味しいですよね
夏に体がスパイスを欲するのは、TVで流れるCMに出てくるカレーがやたらと美味しそうだからという事も大いにありますが(笑)
きちんとした理由があるのです。
スパイスが持つ薬用の成分は、整腸・消化促進・健胃・食欲増進など、夏バテで疲れてしまった内臓を元気にしてくれるものが多く含まれている事がほとんど。
インドのアーユルヴェーダ、イギリスのメディカルハーブ、中国の漢方など、世界各国の医療分野で薬として処方されるという文化もあるほどです。
それらを組み合わせて作るカレーはまさに薬膳料理。
私は、風邪をひきかけた時にはカレーを食べるのがすでに習慣になっておりますw
また、スパイスの持つ防腐・防カビ等の殺菌成分は食べ物を腐りにくくする効果があるため、これからの季節にはもってこいですね!
お弁当のおかず作りにカレーパウダーを加えるだけで、体にやさしい天然の防腐剤にもなってしまうというわけです
我が家では、夏のお弁当はいつもの白米をターメリックライスにチェンジ。
炊飯器にお米と分量の水を入れ、小さじ1/2程度のターメリックパウダーを水に溶かして炊き上げるだけという簡単さですが、ターメリックのもつ強力な殺菌効果で腐りにくくなるうえ、ほんのり生姜に似た香りが食欲をそそります。色付け効果もあるので、おにぎりにしてもかわいらしい出来栄え
それから、スパイスから作るカレーは市販のルーを使用するよりも、油分が少ないというのも案外知られていない所です。
始めのスタータースパイスを炒める段階で、少し多めの油を使うので脂っぽい印象を持ちやすいのですが、これ以降に油分は加えない事がほとんどな為、結果的にはカロリーはそれほど高くないのです。
市販のルーはどちらかと言ったら、インドカレーというよりは欧風カレーに近いものが多いですね。
とろッとコクのあるカレーはインドカレーとは違った美味しさがあり、私も大好きです
ただ、そういったこってり欧風カレーは、少し食べ過ぎると胃もたれしてしまう事もしばしば…
フォン・ド・ヴォーと言われる牛骨からとったスープや、香りやコクを足す為のバターや生クリーム、欧風カレーを美味しくする為には、どうしても動物性油脂が旨味の成分としてたくさん入るので、胃には負担が大きいのかもしれません。
今日は色々と豆知識を書きましたが、
スパイスから作るカレー作りをぜひ楽しんで頂けたら、その思いにつきます。
楽しく!美味しく!!それが、一番大切です
その日の体調や好みに合わせて、少しづつスパイスのブレンドを変えてみたり、油の量を加減してみたりと、カスタマイズできる様になると、既成品を使ってのカレー作りとはまた違った楽しさがあり、よりスパイスの奥深さ・おもしろさを感じて頂けるのでは?と思います。
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