【生の風味に感動!】フレッシュな胡椒の実
2013年4月15日 カテゴリ:スパイスライフinベトナム, スパイス豆知識 タグ:
こんにちは!Mieです
ベトナムに来て、早2週間近く経とうとしています。
まだまだ慣れない外国暮らしですが、子ども達との生活。そんな事ばかりも言ってられません
早速、食材の調達に出かけました!
ありがたい事に、ベトナムでは、日本で使う野菜のほとんどを購入する事ができます
お米も、タイ米よりは若干日本米寄りの食感。
日本人向けに、日本と同じ品種のお米も作られ流通しているので、そんなにストレスを感じないくらい。
ベトナム料理が日本人に「美味しい」と好まれるのは、お米であったり、しょう油であったりと、日本のそれとは少し違うものの、原料が同じ調味料や、同じ種類の野菜を使った物が多いからなのかなぁ。。。とふと思いました。
(完全に、私の所感ですが)
ただ、当たり前ながらスーパーや市場の表記はベトナム語なので、きっとこれかな・・・と想像しながらの買い物。
とにかく時間がかかりますそれもまた楽しいですけどね
そんな買い物中に発見して、スパイスに携わる者として、とっても感動したものがありました!
それは・・・これ!!
フレッシュの胡椒!!!!
日本では、まず見られないので、大興奮です
そもそも、ブラックペッパー・ホワイトペッパー・グリーンペッパーは、全て同じ物です。
違いは、乾燥の工程。
グリーンペッパーは、未熟の実(上の状態ですね)をそのまま機械乾燥させた物。
ブラックペッパーは、色付く直前の実をそのまま天日干しした物。
こんな感じです。
完全に乾燥していませんが、収穫中に色が変わった物が混ざっていましたw
きっと、この状態をさらに天日干しするのでしょうねー。
ホワイトペッパーは、赤く熟した胡椒(こしょう・コショウ)の実を水に浸して皮をやわらげ、その果皮を除去して核のみを乾燥したものです。
1つの実が、工程によって、こんなにも風味の違う物になるなんて、スパイスは本当に奥深いです
さて、肝心な生の胡椒のお味はというと・・・
胡椒の風味に、より唐辛子に似たピリっとした辛味を感じます。美味
こちらでは、唐辛子のようにフライパンに油と入れて熱し、香りが立った所に、そのまま食材を入れ炒めて使うようです。
油で炒った後の胡椒も、辛味の角が取れて、独特な食感が美味しかったです
ちなみに、これは、乾燥した物でも楽しむ事ができます。
油で、ホールのままのブラックペッパー(小さじ1/3、7~8粒程度)をよく炒ってから、食材を炒めます。
シンプルな炒め物が、いつもと違った一品に大変身しちゃいますよ♪
ポリポリとしたブラックペッパーの食感がたまりません
これからの季節、ビールのお共には最高ですね~
お子さんも一緒の場合は、ホール自体を取り除いて上げれば、そんなに辛味はないので、食べられると思いますよ^^
ぜひ、お試し下さい。
■ この記事で紹介したスパイス
→ブラックペッパー(ホール)
スパイス・ハーブの専門店 スパイスラック/SPICELUCK
https://www.spiceluck.jp/