すてきなスパイス
2011年5月17日 カテゴリ:スパイス豆知識 タグ:
こんにちは。Mieです。
最近、息子の幼稚園のお友達のママさん達からスパイスについての質問をよく受けます。
「辛くない子どもも食べられるスパイスって?」
とか、
「ミックススパイスって、どんな風に使ったらいいの?」
とか
「スパイスって、料理のどの段階で入れたらいいの?」
とか。
こういう質問は、実はとってもありがたいのです。
ハーブやスパイスに関する知識がまったくないけど、興味はある。。。そういう人にどれだけわかりやすく伝えられるか・・・
改めて調べ、確認した事を自分の中で整理して、説明する。
本当に勉強になるのです。
新しい発見なんかもあったり。
ミックススパイスや新商品の開発意欲もムクムクと湧いてきます。
それに、ハーブやスパイスを料理や生活に取り入れる事で、家族や恋人・お友達など、大切な人との日々の食事や暮らしをより楽しんでもらえたら・・・それが何よりうれしいです。
というわけで、日々勉強。
そして、スパイスの魅力を伝えていければなぁ。と思います。
ちなみに、冒頭にあった質問について。
スパイス=辛いというのは、大きな間違いで、世界各国で使われるスパイスの中で辛味があるのは1割にも満たないのです。
ある説によると、日本で昔から使われてきた和スパイスといえる様な薬味には、わさびや山椒など辛味がある物が多く、それが日本人のスパイス=辛いというイメージにつながったのではないかと言われています。
そして、スパイスを入れる段階は
実や種を加工した物は、油と一緒に使う事で色や香りを引き出す事ができるので、
ホールの場合は、始めにオイルでよく炒めると(カレー作りで言う、スタータースパイスですね)とっても華やかな香りが^^
このオイルで炒めただけでも、とても美味しいスパイス料理が楽しめます♪
パウダーも油と馴染ませて使いますが、単体だと焦げやすいので、お肉や野菜を入れて、全体に油がまわった段階で入れて、具材と一緒によく炒めると香りが引き出されます。
下ごしらえの段階で使う場合は、お肉やお魚浸け込む時に、大さじ1杯くらいのオリーブオイルなどをプラスする事で、より味が馴染みますよ!
そして、ハーブなどの葉の部分を使う場合は、熱を加えすぎると色も香りも飛んでしまうので、仕上げの段階で入れるのがベター。
サラダのドレッシングに使う場合は、オイルや調味料とよく混ぜあわせ、しばらく置いておくと馴染んでより美味しく頂けます。
ミックススパイスの使い方については、お肉や魚をマリネしたり、炒め物に使ったり、煮込み料理に使ったりと様々な使い方で、手軽にスパイスを楽しめるのが魅力ですが・・・
実は、思いのほか用途が広い!
例えば、ジャークシーズニング。
チキンを漬け込んで、ジャークチキンが正統派な使い方。
ですが、たくさんの旨みと臭み消しの効果のあるスパイスが入っているので、私はハンバーグの下味にも使ってます☆
このように、ミックススパイスの色々な使い方もお知らせしていきますね~。
日本ではまだまだ、スパイス=カレーのイメージが強いですが
本当に色々と幅広く使えるスパイス達。
でも、裏を返すとカレーが国民食のようになっているということは、スパイス大好き!な人が多いということ?
手軽なスパイスの使い方、日々研究!ですね。