【豆知識】漢方薬の原材料としても使われるスパイス「陳皮」のおすすめな使い方。
漢方薬ブームで日本でも多くの人に知られる事となったミカンの皮の力。このミカンの皮を乾燥させ顆粒状にしたものが、陳皮(チンピ)です。
単独で使うことは少ないスパイスですが、日本の七味唐辛子や中華スパイス五香粉などにも使われている事で有名ですね。今日はそんな陳皮の使い方についてご紹介します。
ー ドレッシングに
最近ハマっている方法がこの方法です。柑橘系の調味料はドレッシングにピッタリですね。相性バツグンなのはオニオンやガーリック、ワインビネガーで風味を付けたイタリアンドレッシングです。少量をそのままサラダにふりかけてもOKですよ。
ー 紅茶に
体に良くても毎日摂取するのは大変。。。そんな時は紅茶にいれてエキスを抽出してしまう方法がお勧めです。
分量は紅茶小さじに対して陳皮2〜3杯ほど。ほのかの香るオレンジの香りが心を安らかにしてくれます。
ー お茶漬けに
以外な組み合わせ?と思ってしまいますが、これがまた相性抜群です。熱湯を注ぐ前に白ゴマを振る感覚で、ごはんに振りかけてお楽しみください。
海苔やだし汁とのハーモニーがまた格別です。
ー 効能
最後に陳皮の効能ですが、高血圧の改善、消化不良、食欲不振等に効果的と言われており、肝障害改善にも効果があるとの事。
癖がない為、様々な料理に使用することができる陳皮は、比較的手が出しやすい漢方薬の一つだと思います。
ちなみに、日本で一般的に出回っているミカンの品種は「温州みかん」のことであり、陳皮として使われるウンシュウミカン又はマンダリンオレンジではありません。
品種によって効能が違いますので、購入の際はお間違いなく。