【スパイス豆知識】スイートバジルの育て方|家庭菜園はじめました。
いつもご訪問ありがとうございます、スパイスラック佐藤です。今日は自宅に庭がなくても「プランターで家庭菜園」が簡単に出来るスイートバジルの育て方をご紹介。
ー 乾燥バジルとフレッシュバジルの使い分け
まずは良く質問をいただくのでこちらの回答から。実際の調理法を交えてお伝えします。
まず乾燥バジルですが、香りが強く素材への香り付けや臭い消しに使います。例えばパスタのトマトソースに加えたり臭みがある白身魚や川魚の臭い消し&香りづけが得意です。当たり前ですが長期保存が効くのもありがたいですね。
一方のフレッシュバジル(生のバジル)は乾燥タイプに比べてやさしい香りが特徴で、サラダなどの付け合せを始め、料理に花を添える飾りとしても良く使われます。ピザやイタリア料理のカプレーゼなどが有名です。又、バジルソースやドレッシング作りも、香りがやさしめのフレッシュバジルが良く合いますよ!
両者と得意分野が違いますので、その違いを良く理解し使い分けを行いましょう!
ー 実際に育ててみよう
用意するのは
・プランター
・土(肥料&土)
・水
この3つのみです。
スイートバジルは暖かくないと発芽しない為、種まき時期は4月〜6月のようですが、実際のところ(室内に移動するなどして)温度調整をしてあげれば3〜9月ぐらいの期間の間は問題なく育てる事が出来ますよ!参考までに発芽温度は25~30℃との事。
種蒔きをしたらあとは毎日たっぷりの水を与えるだけです。虫の被害も少ない育てやすい香辛野菜だと思います。
余談ですが、種も肥料も最近は100円均一などで手に入れる事も出来るみたいです。。なんて便利な時代。。
ー 収穫方法は?
ここがお薦めポイントなのですが、バジルは次々と葉が出てくる為、摘み取っていれば長期間その味を楽しむ事が可能です。
草丈が15〜20cmぐらいになったら一番上の茎を摘み取って「上に伸びなくする=横に葉を沢山つくようにする」作業を行います。これを園芸用語で摘心(てきしん)と呼びます。
側枝を伸ばす為やより良い花や実を得るために行う作業の事で、先人が生み出したとっても考えられた方法です。
勿論摘心した葉や茎も捨てずに調理に使えます。安くて手間がかからず、色々な料理につかえてしまう、まさに無精者で欲張りな僕にピッタリな香辛野菜です(笑)
記事の掲載写真は種まきから丁度2〜3週間経ったところです。あと2週間もすれば食べれそうですね。楽しみです。
自分で育てたモノは愛着も湧きますし、きっと味も一級品です。是非皆さんも家庭菜園に挑戦してみてください!!