【スパイス豆知識】魅惑の甘い香りフェヌグリーク(ホール/原型)
フェヌグリークとは古くから中近東、アフリカ、インドで栽培されているハーブ・香辛料の事。種と葉が主に食用として用いられます。
今日はそんなフェヌグリークの種のお話です。
ー 特徴
フェブグリークの種の特徴は砂糖を焦がしたようなメープルシロップの様な香りと、若干の苦味が特徴。
食欲の低下、消化不良などにも効果があり、母乳の出を良くするとも伝えられています。
アーユルヴェーダ(インド大陸の伝統的医学)や中国漢方においても、とても古い歴史を持っており、適量の摂取は体に良い効果をもたらします。
ー どうやって使うの?
フェヌグリークの一番の活用方は?と聞かれ、まず思い浮かぶのは日本人も大好きなカレーでしょう。
フェヌグリークはカレーの主原料 ”クミン” と同じく、カレーの香りのベースと言っても過言ではないほど。仕上がりの香りとコクに大きく影響します。
実際の使い方はスタータースパイス=油に香りづけを行う工程で、フェヌグリークを大さじ1.5〜2.5杯ほどのフライパンに加えるだけ。
熱を加えれば部屋中に食欲を刺激する香りが広がります。
見た目が小さな石ころみたいな形をしているので、当初は何に使うんだろこれ..なんて思っていましたが、今では手放せないスパイスの1つとなりました。
本格インドカレーに挑戦中の皆さんの中で、まだ挑戦していない方は是非試してみてくださいね!
ー この料理に使ったスパイス
- フェヌグリーク(ホール/原型)50g
- フェヌグリーク(ホール/原型)100g
- フェヌグリーク(ホール/原型)300g
- フェヌグリーク(ホール/原型)500g
- フェヌグリーク(ホール/原型)1000g/1kg