【スパイス豆知識】ブラックペッパーとホワイトペッパーの違いは、どこから来るの?
こんにちは!スタッフ izumi です。
今回は、皆さんお馴染みの「コショウ」について、色の謎に迫りまたいと思います。
ひとくちにコショウ(ペッパー)といっても、様々な色がありますよね。
まず、当店で販売しているブラックペッパーとホワイトペッパー。
さらに、ピンクペッパーやグリーンペッパーなんていうものも。
実はコレ、元はみんな同じ種類なんです!
コショウの木から実を収穫するタイミングや製法の違いにより、色や風味に個性が出てくるのですよ。
では早速、各コショウごとに、収穫時期や加工方法にどんな違いがあるのかをご紹介したいと思います。
■ ブラックペッパー(黒コショウ):完全に熟す前の実を乾燥させたもの。
■ ホワイトペッパー(白コショウ):完熟した実を収穫。乾燥させた後に水に漬けて、柔らかくなった外皮を剥いたもの。
■ グリーンペッパー(青コショウ):熟していない実を収穫。その後、塩漬けにしたり短期間で乾燥したりしたもの。
■ ピンクペッパー(赤胡椒):完全に熟した実を乾燥させたもの。セイヨウナナカマドやコショウボクの果実を乾燥させたものもあります。
ピンクペッパーに一部例外はありますが、その他のコショウは、元は同じ実です。
それなのに、収穫するタイミングや加工方法により、こんな風に変わってくるのですね!
まるで緑茶→烏龍茶→紅茶と発酵具合によって変化していく、茶葉のようです。
ブラックペッパーは表皮が残っているので独特の強い風味があります。特に牛肉との相性が抜群。シャープな香りや辛みを感じたいときに選んで下さいね。
ホワイトペッパーは辛味が強く、繊細な香りを持ちます。クリーム系の料理や、白身魚とよく合いますよ。
それぞれのコショウが持つ特徴を把握して、ぜひ使いわけてみて下さい!
■■ パウダータイプも、ホールタイプもご用意しています☆ ■■
→ ブラックペッパー(パウダー)
→ ブラックペッパー(ホール)
→ ホワイトペッパー(パウダー)
→ ホワイトペッパー(ホール)