ローレルの魅力を再発見!
2013年9月20日 カテゴリ:お店からのお知らせ タグ:
こんにちは!Mieです
普段、当たり前の様に使っているスパイスやハーブ。
ベーシックな物こそ、その本来の香りをじっくり楽しんでみようと思い立ち・・・
「とりあえず」入れていたスパイスにスポットを当て、入れた場合と入れなかった場合に、仕上がりにどれくらいの違いが出るか実験をしてみました。
今回は「ローレル/ローリエ」に注目。
日本の家庭において、洋風の煮込み料理には、必ずと言っていいほど使用されているハーブ「ローレル/ローリエ」
結構な割合で、皆さんのご家庭にもストックされているのではないでしょうか?
料理が苦手な友人も、「煮込み料理には、とりあえず入れる」と言っていました。
きちんと調理している気分になるのだそう。笑
ローレルの香りは、とても優しく、上品なのが特徴と言えます。
その繊細な香りは、他のハーブと合わせる事で、全体をまとめてくれ、まさに縁の下の力持ちハーブ!
・・・ただ、ローレルそのものの香りはあまり主張しないので、印象に残りにくいのが残念なところ。
早速、ベーコンや、玉ねぎ、人参等、どの家庭の冷蔵庫にもありそうな食材と即席のコンソメスープの素を使ってスープを作り、一方には煮込み段階にローレルを入れ、一方には何も入れずに仕上げてみたところ・・・
その違いは歴然!!!!!!
とりあえず入れていたローレルが、こんな華やかな香りをもたらしてくれてたなんて!!!!
ふわっと香るそれにこそ、プロの料理に近づく為の要素があったのかと、改めて認識しました。
その香りを生かしたいと思い、考えたレシピがこちらです。
芽キャベツとエリンギのバターソテー
■材料
・芽キャベツ:250~300g
・エリンギ(中):3本
・ニンニク:一欠け
・オリーブオイル:大さじ1
・白ワイン(なければ料理酒でも可):大さじ2
・バター:5g
・塩:ひとつまみ
■スパイス
・ローレル/ローリエ(ホール):3枚
・ホワイトペッパー(パウダー):適宜
■作り方
1.材料を下ごしらえします。
芽キャベツは洗ってから水を切っておき、エリンギは一口大にスライス、ニンニクは皮を剥き包丁等で叩いて軽く潰しておきます。
2.鍋にオリーブオイルを入れ弱火にかけ、少し温まってきたらニンニク・ローレルを入れます。
ニンニクの香りが立ってきたら、野菜を全て入れ軽く炒めます。
3.全体にオイルが馴染んだら、塩・白ワインを回し入れ、蓋をして、野菜が柔らかくなるまで火にかけます。
※10分くらいが目安です
4.芽キャベツが柔らかくなったら火を消し、ホワイトペッパーとバターを入れ、鍋を揺らすようにして全体に行き渡る様に混ぜ合わせます。器に盛って、完成!
※木べら等で混ぜすぎると、野菜の形が悪くなってしまうので注意!
私は芽キャベツが大好きなのですが、苦手な方はブロッコリーやインゲンなどでも、美味しく仕上がります。
弱火でゆっくり火を通す事で、野菜本来の甘みが引き出され、ローレルの優しい香りが更にその甘みを引き立ててくれます。
ハンバーグや、肉や魚のローストの付け合せに。
他にも何種類か野菜をプラスして、ホットサラダとしても。
また、ご飯を炊く時に1~2枚のローレルを入れて、炊飯器のスイッチをON!
あっという間にできる、ローレルライスもオススメです
カレーや煮込み料理などと合わせると、一般的な白ご飯よりも、全体のまとまりが格段にアップします。
また、乾燥ローレルは米びつに入れるだけで、防虫効果も
ローレルを使う上でのポイントは、火にかけたら1時間くらいで取り出す事!
煮込み料理に入れっぱなし・・・という方も少なくないとは思いますが、長時間煮込むと苦味が出てくるので、要注意です。
普段使いにぴったりの「ローレル」
とりあえず入れる。が、実は大正解でした
ぜひ、毎日のお料理に取り入れてみて下さいね!
■このレシピに登場したスパイス
・ローレル/ローリエ(ホール)
・ホワイトペッパー(パウダー)
スパイス・ハーブの専門店 スパイスラック/SPICELUCK
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