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ベトナムのスパイス紀行・市場で見つけたスパイスショップ

2014年3月7日 カテゴリ: タグ:,

ベトナムのスパイスショップ

こんにちは!Mieです。

先日、ホーチミン市の中心の観光スポットとしても有名な「ベンタン市場(Chợ Bến Thành)」に行った時の事。

この市場は、服や靴、雑貨、フルーツ、野菜、肉や魚、エビなど海産物の乾物や漬け物、食堂まで、すべてが1つ屋根の下に会していて、エアコンのない屋内はそこにある物すべての匂いと人いきれで満たされている、何ともカオスな場所(笑)
現地に暮らす人はもちろんの事、東南アジアらしい喧騒が味わえるとして観光客にも人気の場所です。

スパイス料理家として、また、スパイスを純粋に愛する者として、普段の生活の中でもついつい「スパイス」や「ハーブ」についての情報にアンテナがピピっと反応してしまう私ですが、市場内をウロウロしていた時にも、スパイスアンテナがピピピっと電波をキャッチ。

細い通路をてくてくと入って行くと…

ベンタイン市場のスパイスショップ

スパイス屋さん発見!!

日本でもお馴染みのハーブやスパイスが並んでいます。
たくさんの種類が壁高く並べられている様を見ると、何だかワクワクしちゃいますね〜。

商品名を見ていて、ふと気付きました。
アルファベット表記だけのものと、ベトナム語表記とアルファベット表記が併記されているもの。これは・・・?

「ベトナムでも使われるものにはベトナム名が書いてあるんだよ。」→お店のお兄さん談。

東南アジアでは、フレッシュハーブ使いが特徴の料理が多いというのはよく知られるところですが、並んだ瓶の中には、いくつかインド料理等で使われるいわゆるカレースパイスと呼ばれる物もちらほら。

実は、ホーチミンにはベトナム風カレーなるものがあります。
ターメリックが効いていて、ココナッツミルクたっぷりのちょっぴり甘めのカレーをフランスパンに付けたり、以前紹介した米粉でできた麺「ブン」にかけて食べるのが主流で、ご飯には合わせないのが基本です。

インドカレーとの大きな違いは、インドカレーの香りのベースとなる「クミン」を使用しないこと。
コリアンダーをベースに、シナモンスターアニス(八角)などのアジアンスパイス、レモングラスなどのフレッシュハーブを加えて作るのだそう。

ちなみに、このベトナムカレーを食べられるのは、南部地方だけ。。
中国色の強い北部のハノイに比べ、カンボジアやタイなどの文化が色濃く出ている南部特有のお料理です。

レシピをご紹介できるまでには、まだもう少し修行が必要かも…
これ!と言えるレシピが完成したら、ぜひこのブログにて紹介させていただきますね!
乞うご期待!!