スパイスデビューした人に ”定番スパイス” として使ってほしい!組み合わせスパイス3選。
日本食はダシをとったり、素材の旨味を活かした独特の調理法が多い為、良く使うスパイス(薬味)を見ても山葵や生姜、山椒や鷹の爪ほどしかありません。
今日はそんな日本食大好きだけど
インドスパイスやヨーロピアンハーブを使った料理に挑戦したい!人に送るお薦めの組み合わせ3選をご紹介。
どれも手が出しやすい香辛料かと思いますので是非お試しを。
万能スパイス ガーリック&オニオン
まず初めにオススメなのが粉末のガーリックパウダーとオニオンパウダー。
ニンニクの香りは食欲を刺激し、料理に旨み成分を与えてくれる最高の調味料です。
更に甘みを与えてくれるオニオンパウダーを加える事で相乗効果が期待出来ます。
調理例は、ピラフやチャーハンなどの炒めもの、ジャガイモを使った炒めものに最適。
また、ハンバーグのタネを作っている時「あれ?緩くなっちゃった..」なんて時もパン粉を入れるよりこちらの方法の方がオススメ。
オニオンパウダーやオニオンミンスはタネの硬さを調整しつつ、旨みも加える事が可能ですよ!
両者のスパイスとも香りの癖が少ないため、ガシガシ使って頂いても大丈夫。まさに初心者〜上級者まで常に常備しておきたい万能のスパイスと言えるでしょう。
ジャガイモ料理に愛称抜群:パセリ・バジル
乾燥パセリはオニオンスープやグラタンにパパっとかけたり、パスタやピラフの彩りに使ったりまさに超万能ハーブスパイス。
香りは少なめなので、ハーブの用途「臭み消し」には力不足ですが、鮮やかなその色は「なくてはならない常備しておきたいスパイスです。
一方のバジルはパセリよりちょっとだけ香りが強め。
その為、パスタの味付けやドレッシング作りなど「メインの味付け・香り付け」として活用する事が可能です。
愛称抜群な組み合わせはやはり、塩とオリーブオイル。
塩見の効いた根野菜のパスタ、魚のムニエルによく合います。
素材の味を引き出す「シンプルだけど美味しい」料理を作る手助けとなってくれると思いますよ!
旨みが決め手:ガーリックパウダー&レッドペッパー
チリコンカン等に使う「チリパウダー」というアメリカ発祥のミックススパイスがあるのですが、これはレッドペッパー・パプリカパウダー・ガーリックパウダーなどをブレンドしたモノ。
「辛いだけじゃない!旨みのあるチリ系パウダー」とはまさにこのチリパウダーの事を指します。
パエリアやカレーは勿論、トマトソースを使った料理には愛称抜群。
予め小さなビンに自分好みでブレンドしておいても◎。
より辛さを強くした場合はレッドペッパーの量を増やすのではなく、カイエンペッパーを使ってください。
これはガーリックの旨味成分を薄くしたくない為です。
湿度を吸い込んでカチカチになってしまいやすいので、密閉ビンか冷蔵庫などに保管をしてご使用下さい。
辛いもの好きな人に是非使ってほしい、定番ですがキッチンに必須とも言えるスパイスです。
後記
世界には様々なスパイスがあり、その使い方について多くの書籍が発売されていますが、日本食に慣れ親しんでいる場合、その独特の香りを受け入れられない方もおられます。
香りがまろやかになるまで熱を加えたり他の調味料でマイルドにしないと食べられない人もいれば、香り付けに使った「ホールスパイス」をガリガリ食べるほどスパイスが好きな人もいるほどです。
まずは自分に合った簡単な方法から、料理を楽しんで頂ければと思います。
今回ご紹介したスパイスはこちらです。